People > ドレススタイリスト 安孫子 百恵
Dress Stylist
2015年 新卒入社 / ドレススタイリスト&教育担当
小さい頃から気付けば洋服が大好きで、学生の頃はアパレルでアルバイトをしていました。そのうちに、「お洋服で人の幸せを実現したい」という夢が生まれ、ブライダル業界へ。
ドレススタイリストとして働く中で大事にしてきたことは、「お客様の本当に望むものを提案していくこと」。 リブラブラフのドレスは豪華な総レースのクラシカルなドレスから、海外のハイブランドがオートクチュールで取り扱うようなビジューを使用したドレス、都会的なエンパイアラインなどトレンドの一歩先を叶えるラインナップがあります。お客様が思っているイメージに、お話しいただく言葉、表現、表情全てにアンテナを張り巡らせ、イメージ以上のドレスをご提案させていただくことこそが、ドレススタイリストとしての役割だと思っています。
リブラブラフの行動指針の一つに「家族のように寄り添う」というものがあります。お客様にドレスを提案する際、一番大切にしている考え方です。私には姉が2人いるのですが、まさに姉が来館して試着に来たと想像しながら、お客様を本当の姉のように思いながら接することを意識しています。
ドレス選びのための試着時間は、花嫁様にとって大切な時間。そんな大切な衣裳選びという時間をお手伝いすることは、ドレススタイリストにとって大きな責任がありますし、そのお客様との時間は唯一無二だと考えています。だからこそお客様が“想像している以上に有意義な時間”となるように、そんな気持ちを込めてお手伝いをしています。
ただ希望を聞いてそれを提供するだけでは、もちろんありません。お客様のご希望やイメージも大切にしながら、とっておきの一着が見つかるように、素直に“こんなドレスが似合いそう”というイメージをお伝えすることも大切にしています。ドレススタイリストとして数々の経験や実績を積み上げてきましたので、自信を持って「こういうドレスも似合うと思いますが、いかがですか?」とご提案しています。「このドレスに決めてよかった!」「試着がとっても楽しかった!」と心から感じていただけるよう、お客様に真摯に向き合っています。
現在は、産休・育休のトータル2年間を経て復職し『チーフスタイリスト兼教育担当リーダー』として勤務をしています。短時間勤務制度を利用し、時短勤務ではありますが、新たな仲間となるスタッフの教育担当として責任ある仕事を任せてもらえることに、身の引き締まる思いです。
リブラブラフでは、新たなスタッフがドレススタイリストとしてデビューするまで、3~4か月かけてしっかり研修を行っていきます。基礎研修から先輩スタイリストの接客同席など、スタイリストとしてのステップを確実に踏んでいくことができ、新卒入社でも中途入社の方でも安心して挑戦できる環境を整えています。
教育を行う上で特に大切にしていることは、コミュニケーションを最大限取ること。新たな環境で仕事を行う上では、少なからず誰にでも不安がつきものだと思います。日々の声掛けはもちろん、定期的な面談を行ったりと、1対1で話す時間も大切にしています。不安が解消されることで、その翌日から晴れやかな笑顔で、表情もがらりと変わるんですよね。安心して挑戦できる環境となるよう教育チーム一丸となって、声を掛けやすい環境を作り、些細な変化を見逃さぬよう常にアンテナを張り巡らせています。
後輩スタッフたちが一人前のドレススタイリストとして、そして一人前の社会人として育った瞬間を目にしたとき、とてもやりがいを感じます。その後ステップアップをしてリーダー業務を任されていたり、責任のある仕事をしている姿を見る時こそ、「あの時一緒に頑張ってきたこと、指導してきたことは間違っていなかった」と思える瞬間でもあります。教育は“共に育むこと”。私自身も後輩から学ぶことが多く、個人とコミュニケーションを密にとり、お互いに理解し合いながら共に成長していきたいと思っています。
教育のほか、週末はドレススタイリストも担当しています。常に移りゆくトレンド、お客様に求められていることをしっかりと把握することこそ、期待に応えられる提案や接客ができると感じています。お客様の想いにダイレクトに触れられることで、私自身も知識をアップデートでき、教育という観点においてもレクチャー内容をブラッシュアップしていけるんですよね。
さらに日常の中でも、トレンドを追いかけることを大切にしています。ファッション雑誌を読むことがもともと大好きで、今は主に通勤時にWEB雑誌を読んだりしています。昔から美術館や展示会へ行くことも好きで、育児も両立させながら、可能な限りで足を運んでいます。先日はドレススタイリストの仲間と森美術館へ行きました。以前、社内提案制度『UMIDAS』にてMVPを受賞し、ニューヨークに行かせていただいたことがあって。その際に、マンハッタンにある「ベッセル」を建築されたイギリスのデザイナー、トーマス・ヘザウィック氏の展示会に行ってきました。ドレスとは全く異なる世界観ですが、デザイナーのセンスや想いに触れることができ、とても刺激的な時間を味わうことができました。子どもが生まれたことで生活にも変化が生まれ、以前ほど出かける頻度は減りましたが、常に新たな刺激をインプットできるように心がけています。
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